ε160のフォーカス合わせに苦労していますので、最近巷で話題のバーティノフマスクを作って試してみました。とりあえずうまく行きそうなのかどうか試すだけですので、厚手の紙に印刷したものをカッターナイフで切り抜くという、原始的な方法で作ります。
まず用意したものは、厚紙としてエーワンの「
マルチカードインクジェットプリンタ専用紙厚口」を入手。これにε160の鏡筒の径210mmのマスクパターンを印刷します。パターンのパラメータはお馴染みの例のサイトから作りました。
http://astrojargon.net/MaskGenerator.aspx
で、印刷ものを切り抜いてに耳をつけて出来上がり。この耳に輪ゴムを引っ掛けて斜鏡のスパイダーのネジに引っ掛けます。お試しなのでとりあえずなんでこんなもんでOKでしょう。
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印刷したものに耳をつけて輪ゴムを付ける |
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ε160鏡筒に載せて・・・ |
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輪ゴムをスパイダーのネジにくっつけて出来上がり |
なんとも安直な出来栄えですが、まぁとりあえずはこんなもんで・・・(汗)
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後ピン |
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前ピン |
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ジャスピン |
これはISO800で10秒、リゲルを狙ったものです。噂に違わず、フォーカスを得るのにこれは便利。試作でしたが、結構うまくいきました。これがうまく行ったらアクリル板をレーザー加工してもらって本番のマスクを作ろうかと思っていましたが、これでも十分かもしれない・・・。
パーティノフマスクは簡単にピントが合わせられるので便利ですよね!
返信削除私は某Shopで透明のを購入して艶消しブラックを塗って作りましたけど、自作されるとはさすがですね!
自作と言っても、印刷物を切り抜いただけなので必要なのは根気ですよ。スリットの幅はどうやら焦点距離によって最適な値があるようで、適当な幅だとうまく回折像が出ないかもしれないです。とりあえずうまく行ったので、壊れるまではこれを使おうと思います。
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