2013年12月2日月曜日

NGC2237

2013/11/30にいつもの旭高原元気村へ出撃。
今回ははじめて使う、Lodestar, ε160用デジタル対応補正レンズのテストをかねています。比較のためもあり、以前撮影したNGC2237を狙いました。

NGC2237
2013/11/29 22:24〜
300sec×7 + 600sec×7
ε160 Canon 20Dフィルターレス改造
IDAS LPS-P2TAKAHASHI EM-200B
以前のものと比べると星は画面の隅でもコマが抑えられているような気がします。Lodestarは評判高いだけあって、ガイド星には困りませんね。非常に便利です。以前撮影したときにはIDAS LPS-P2を使わなかったのですが、今回は使ってみました。色目が少し変わってます。あと、Canon 20Dの調子が悪かったのがイタイところです。ノイズは多いしシャッターもイマイチ調子悪いし、ミラーショックもやや大きめだし…。あまり良いところがないのでそろそろカメラも何とかしなければなりません。

追記:処理し直してみました。


再追記:再々処理してみました。なかなかうまく表現できません…。



2013年10月18日金曜日

M31/馬頭星雲

先週土曜(2013/10/12)にいつもの旭高原へ遠征しました。そろそろM31の季節も終わってしまうのですが、今年はまだ一度も撮影していなかったため月没からのわずかな時間だけ狙いました。残りの時間で馬頭を狙いましたが、どちらもフォーカスを間違えていたようです。なんでだろ・・・。
M31
2013/10/13 0:10〜
ε160 Canon 20Dフィルターレス改造
IDAS LPS-P2
ISO1600 450sec ×8
TAKAHASHI EM-200B

馬頭星雲
2013/10/13 2:13〜
ε160 Canon 20Dフィルターレス改造
IDAS LPS-P2
ISO1600 450sec ×8
TAKAHASHI EM-200B

2013年8月12日月曜日

御岳ロープにて(北アメリカ/M33/M45)

先日御岳ロープへ出かけてきまして、久しぶりに撮影しました。時折、ペルセウス座流星群とおぼしき流星もいくつか観ながら明け方3時ぐらいまで撮影しました。天候は非常に良く、天の川もくっきりとみえ申し分ない空の状態でしたが、やはりガイドがうまく行かず、何枚か流れてしまいました。原因はガイド鏡の強度不足なことはわかっているのですが、いかんせんなかなか金をかけてられないです。

北アメリカ〜ペリカン
2013/08/10 22:53〜
ε160 Canon 20D フィルターレス改造
ISO800 300sec x8

Takahashi EM-200B

M33
2013/08/11 00:30〜
ε160 Canon 20D フィルターレス改造
ISO800 300sec x3

Takahashi EM-200B

M45
2013/08/11 02:17〜
ε160 Canon 20D フィルターレス改造
ISO800 300sec x5+450secx2

Takahashi EM-200B


2013年7月25日木曜日

忙しかった・・・

3月から今月にかけて猛烈に忙しかった・・・。
全く撮影に出かけられず。来月こそは撮りに行くぞ!白鳥が沈む前に!

2013年2月18日月曜日

M65/M66/NGC3628

小惑星2012DA14が接近していたようですが、その最接近時には観測はできませんでしたが、どこかの天文台のライブカメラを見てました。わかってはいたものの結構速く動くもんですねぇ。
その2012DA14がかすめていった獅子座のM65/M66/NGC3628の獅子座トリオを狙い、いつもの様に元気村へ遠征に行って来ました。この日は結構寒く、氷点下7度ぐらいだったでしょうか。それに月没が23:37頃で月明かりが邪魔でしたが諦めて狙いました。風も撮影を始めたときは結構強かったですね。ガイドも暴れてました。

2013/02/16 21:38〜
ε160 Canon20D フィルターレス改造
ISO800 600sec x 17
Tahakashi EM200B
中央部トリミング

ε160だと焦点距離が足らないので少々迫力に欠けます。それに月明かりのお陰でフラットが全然合いません。月明かりの中撮影した画像は割りきって捨てて処理すべきかもしれません。系外銀河はアンドロメダぐらいしか経験がないので難しいです。

2013年1月14日月曜日

NGC2237

1/12にいつもの元気村へ出かけました。色々用事があって忙しかったので、早めに切り上げるつもりで早めに出かけました(と言っても現地19:00着)。元気村には眼視の方々が多く集まるのは知っていましたが、もうこの時間で駐車場が7割方埋まっているような状態。皆さん大砲のようなドブソニアンを並べていらっしゃいました。特にInouさんという方には木星をはじめ、様々な天体を次から次へと見せていただき、とてもお世話になりました。

その眼視の方々の片隅で早速バーディノフマスクを取り出してピント調整、NGC2237(バラ星雲)を狙いました。シーイングは良い方だと思いましたが、何度か雲に通過され、ガイド星を見つけるのにも苦労し、かと思ったらWindowsがフリーズしたりとアクシデントにかなり見舞われました。それでもなんとか撮影できました。自作の導入支援装置もバッチリ動作し、NGC2237の導入は簡単でしたがガイド星に苦労するのは嫌なのでもうLodestar買っちゃおうか・・・。

2013/01/12 21:42〜
ε160 Canon 20D フィルターレス改造
ISO800 300sec x 4 + 450sec x 10
Takahashi EM-200B
雲に何度も通過され、ちょっと眠い感じの空でしたがそれなりに写りました。画像処理は難しくてうまく出来ません。もうちょっとコツをつかんでいずれ再処理したいと思います。

バーティノフマスク


ε160のフォーカス合わせに苦労していますので、最近巷で話題のバーティノフマスクを作って試してみました。とりあえずうまく行きそうなのかどうか試すだけですので、厚手の紙に印刷したものをカッターナイフで切り抜くという、原始的な方法で作ります。

まず用意したものは、厚紙としてエーワンの「マルチカードインクジェットプリンタ専用紙厚口」を入手。これにε160の鏡筒の径210mmのマスクパターンを印刷します。パターンのパラメータはお馴染みの例のサイトから作りました。

http://astrojargon.net/MaskGenerator.aspx

で、印刷ものを切り抜いてに耳をつけて出来上がり。この耳に輪ゴムを引っ掛けて斜鏡のスパイダーのネジに引っ掛けます。お試しなのでとりあえずなんでこんなもんでOKでしょう。

印刷したものに耳をつけて輪ゴムを付ける

ε160鏡筒に載せて・・・

輪ゴムをスパイダーのネジにくっつけて出来上がり
なんとも安直な出来栄えですが、まぁとりあえずはこんなもんで・・・(汗)

後ピン
前ピン
ジャスピン

これはISO800で10秒、リゲルを狙ったものです。噂に違わず、フォーカスを得るのにこれは便利。試作でしたが、結構うまくいきました。これがうまく行ったらアクリル板をレーザー加工してもらって本番のマスクを作ろうかと思っていましたが、これでも十分かもしれない・・・。